精神科にたどり着いた

2025-07-07

私が病気になる前から、私の親は似非科学や似非医療、コロナ禍以降は反ワクチンにハマってた。
まだ私の治療をダイレクトに否定されたことはないが、長い間嫌がらせに限りなく近い独善的な行為に悩まされてきた。


病気のことが絡むため友だちには相談できず、幼い頃や過去の経験から親にやめるよう求めることもできなかった。

2024年の後半辺りから徐々に自分が壊れていった。今まで好き好んでやってた趣味開発やVPSの運用がだんだん楽しめなくなっていき、最終的にはそれに何の意味があるかすら分からなくなった。
大学の課題も以前なら余裕を持って提出できていたのに、それができなくなってった。代わりにひたすらに虚無る時間が増えた。


一度2024年末に勇気を振り絞って精神科に行きたいと親に頼んだが、「製薬会社の利権が〜」とか「薬漬けにされる」とか騒がれて終わった。
私をここまで追い込んで壊して精神科に行く必要性を生じさせた張本人が、そんなこと喚いてるのは滑稽ですらあった。

状況を変えようと思ったのは2025/05だった。父親に母親には言わないよう頼んで精神科に通うことを試みた。 主治医を通す必要があったり、運悪くそれに母親が同伴してきたりと何度か失敗はあったが、最終的に6月には精神科の予約を主治医が入れてくれた。


精神科に行くことでこの問題が魔法のように解決するなんてことは一切思ってない。
それでも頓服薬を使ってる間はかなり楽になって、効いてる間は趣味開発も1年以上前みたいに楽しめるようになった。
内服薬の方の効きは微妙だけど、胸の締め付けとかの身体症状はだいぶ緩和されている。
徐々にではあるけど少しずつ自分を良い方向に持っていけるんじゃいかな、くらいに今は思ってる。
もちろん将来や就活の具体的な計画とかは全然考えられてないし、ダウンしてた期間の大学の課題もグループワークも山積みのタスクとなって残ってる。


ただ半年前の「もう詰みじゃん、死ぬくらいしか抜け出す方法がない」と思ってた状況から、自分の行動で方向を変えられたのは紛れもない事実だし、半年後の自分ももっと良くなってるかもしれない。
そういう期待を持てることになったのが大きいと思う。

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