生かされた命なのに
2026-04-21
私にとって「死」はそんな遠い概念じゃなかった。
メンタルが不調な時は自死について考えたものだし、病気の関係で緊急入院した時は、あと1週間遅ければ手の施しようがなくなってたと主治医に言われた。
3割の確率で死んでしまうかもしれない治療を受けなければならない、本当に今の苦痛に耐えてまで「生」に固執する必要があるのか何回も悩んだ。
パニック発作を初めて発症した時は、「ああ、このまま死ぬんだろうな。せめて最期は苦しくないといいな。」とか考えてた。
今の私は比較的新しい薬のおかげで体調自体は安定している。ただ症例が少なく、これがいつまで続くかは主治医でも分からないらしい。
将来について考える中で今までの自分を振り返って、自分は医師や医療スタッフ、医療技術や福祉システムとそれを実現するまでに失われた多くの命、運命、そして自分自身に「生かされた命」なんだって感じるようになった。
それと同時に、社会にもほとんど貢献できていなければ、誰かを救うことも癒すことも、守ることもできない無力な自分に嫌悪感を覚えるようになった。
自分が持ってる能力は限られている。自分の代わりも上位互換も社会には余るほどいるんだろう、大学に入ってから痛いほどそう感じてきた。
目の前のことに
仮に自分の上位互換がいたとしても、少なくとも唯一無二の「生かされた命」であることは間違いない。
ただ少なくとも目の前の困ってる人、大学で仲良くしてくれる人の役には立てるようになりたい。
現状それすらできているか怪しいが、自分にできることは目の前のことに集中すること、自問自問して時には苦しみながら生きていくことしかないんだと思う。